2011年6月13日月曜日

COOK & SEE

マサラワーラーの二人のインド旅行土産で、私が尊敬するS.MEENAKSHI AMMAL著の「COOK & SEE」Part1〜3までを頂いた。素晴らしいお土産をありがとう!
以前、AMMAL著の「The Best of Samaithu Paar」についてブログに書いたことがあるが、この「COOK & SEE」は、それの元になっている本で、もちろんBest of〜には入っていない料理がわんさか載っている。
ちなみに、このブログに載せている料理は、AMMALやvijiさんの料理というのは、実のところあまりでてきていない。そもそも、ノンベジが多いので、AMMALにしてもvijiさんにしてもベジタリアンなので、当然ながら該当するレシピなどあるはずもないのです。かといって、ベジの料理でも実際のところは、インターネットから探してきたレシピ等を元に、一部簡略化したり、足したり改変したり、また長年の経験から完全に思いつきでやっていたりしている。むしろ、本のほうは、料理の名前のタミル語表記、料理名の意味、著者の調理上の心構えや、ワンポイントテクニック等に注目している。

それで、このところ毎日のように、COOK & SEEを読んでいるのだが、レシピ本としての使いやすさから言うと、Best of〜のほうが、体裁や、材料の分量なんかも明記されているので使いやすい。文字だらけで写真等一切なしというのも、インド料理初心者には高いハードルとなることだろうけれども、それだけでなく、材料の分量をはしょったりしていたりするものが多々あるので、分量を正確に計ろうとしている人にとっては、困りものかもしれない。
COOK & SEEは、たんなるレシピ本ではなくて、料理をする上での心構えについて重点が置かれているようにみえる。材料の分量をはしょったりしているが、むしろそういうところにとらわれずに、料理全体を通してみて、どういうふうに作りすすめていくのか、また、そのレシピを元に、別のアプローチを指示したりといった柔軟な内容で書かれている点も注目に値する。

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