2010年7月10日土曜日

Rava Dosai

このところ、インド料理を日常的に作っている同士達の間では、Dosai作りが流行っている。いまではもう、かなりコツを掴んでいて、写真見てもかなり綺麗に焼けているのがわかります。すばらしい。
このところの天候は不安定ながらも、昼間は晴れていて発酵系は最適なんだけど、発酵ものはちと飽きたので、私はRava Dosaiを久々に焼いた。
Rava Dosaiのよいところは、準備に手間がかからなく、発酵させる必要がないので、おもいついたときにすぐに作ることができる。発酵系のように生地で苦労することはありません。
Ravaというのはセモリナ粉のこと。つまりセモリナ粉で作るDosai。発酵させるDosaiやPesarattu等とは違って、網目のような穴が開いた薄い生地で、見た目が変わっているのが特徴。
パリパリとした生地に、ものによってはカレーリーフやら刻んだタマネギ、グリーンチリ、ペッパーなどが生地に入っていて、テイストも普通のDosaiとは変わっている。一度食べたらファンになる人は多いかも。
では、いったいこのDosaiはどうやってつくるのでしょう? ちょっと想像がつかないですか? ではやってみましょう。うまくできても出来なくても、まずはやってみることが大事なのです。まぁこのDosaiに関しては、ほぼうまくいくと思いますよ。

生地のレシピはいろいろあるけれども、以下に一例を。

スージ         1/2カップ
マイダ         1/4カップ
ライスパウダー     1/4カップ
クミン         小さじ1/2
ブラックペッパー    小さじ1/2(クラッシュ)
ヒング         小さじ1/8
塩           小さじ1
ショウガ        小さじ1(オプション)
水           3カップ

下ごしらえ
・ショウガはすりおろす。
・全ての材料を混ぜる。

作り方
1. フライパンを中火強で熱して、生地を手でジャブジャブかけるように広げる
2. 生地のまわりや中央付近に、油をたらす。

刻んだタマネギやグリーンチリ、カレーリーフなんかを生地に混ぜてもいいですね。このあたりはお好みで。

基本的には、セモリナ粉を中心に、水で薄く溶いた生地を作る。そう...もんじゃのような。
焼き方は、熱した鉄板の上に、この生地をジャブジャブと水をかけるようにして広げていきます。
網目のように穴が開くのは、手でジャブジャブと水掛するように広げるのもありますが、鉄板の温度の高さも重要な点です。焼いているときの鉄板の温度は高めにします。そうすると、ジューッと音を立てて沸騰したような感じになりますね。上から水をかけると、気泡が入って四散するような感じになります。あの穴が出来るのは、その助けもあります。
手で広げるやり方も、慣れればさほど難しくはないですが、もっと簡単な焼き方があります。
焼きたい量の生地を適当なカップに入れて、それを熱したパンに一気に流し込みます。それだけです。ぜひともお試しください。あとは、以下のようにパリパリに適当に焼き目がつけば出来あがりです。

ビデオもありますが、出来上がりの瞬間が...

6 件のコメント:

  1. おお!ラヴァドーサ!
    フライパンの上空から生地をまき散らして、ガス台の掃除がめんどくさかったことがありますが、コレなら大丈夫ですねー!
    夏のドーサ祭り、これも挑戦してみなきゃ。

    それにしてもラヴァドーサってもんじゃ焼きのセンベイ部分にそっくりですよね。

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  2. 手でビシャビシャやると、どうしても飛び散りますからね。この方法だと、そういうことがないので楽です。ところどころムラができる心配もないし、家庭のパンでやるなら、この方法がベストじゃないかなと思いますね。
    生地そのものが、モンジャににていなくもないですが、もんじゃ屋でやるところないですかねぇ(笑)。

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  3. inaさんこんばんは。
    今週はドーサ熱で燃えました。おかげさまでよく焼けて,大満足の3日間でしたよ!!
    そして,このravadosaiの生地に魅せられて,来週あたり焼いちゃいそうです(笑)

    ウッタパムも美味しくできました。具なしでしたが,あのもっちりフカフカ感はまた違った美味しさですね。。

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  4. yamacurryさん、見事なDosaiでしたよ。
    Uttappamの魅力は、もっちりフワフワの食感でしょうかね。Dosaiとは違った魅力がありますね。
    Rava Dosaiぜひともチャレンジしてみてください。材料さえあれば、すぐに用意できますんで。家庭で作ると、あまり大きくは作れませんが、そこは数で補ってください(笑)。
    火加減は、強中火ぐらいでOKです。

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  5. ちょうど、地元のもんじゃ焼き屋に行ってこっそりラバドーサを焼いてみようと思っていたところでした。発酵しないで良いぶん、焼き方がむずかしいんですよねー。家でやってもハガレず失敗ばかりです。火は思い切り強火ということですが、それはこのドーサ用フライパンにのみでしょうか?家では普通のテフロンなのですぐに焦げてしまいます。なかにピーマンの輪切りなどを入れたいけれど、よりむずかしそうです。

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  6. いろいろ試してみたところ、火加減は中火強ぐらいで十分です。強すぎると、表面だけ焼けてしまう感じになるので、生焼けっぽくなるんです。そのまましばらくすると中も火が通りますが、そのときは表面が焦げてしまうんですね。
    このドーサパンもテフロン加工なのですが、普通のテフロンのフライパンでも問題ないです。ハガレにくい状態は、まだ生地に水分が残っているからなんです。そのまましばらくすると、上から見て表面が乾いたような状態になるんで、フライパンに当たっている面はちょうどクリスピーになっているころでしょう。その状態だとハガレます。

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