2010年10月10日日曜日

MURUKKU

 
久々に、ひさびさに燃えるものに出会った! ドーサのときもかなり研究を重ねて、出来るようになったけれども、今回久々にマスターしなくてはいけないと思えるものに遭遇。
南インドのチェンナイとか行くと、寺院の近所の花とかちょっとしたスナックを売ってる店、もしくは出来合いのちょっとした揚げ物のお菓子を売ってる店なんかで、ニョロニョロとしたあまり甘くない揚げたスナックを見たことがある人もいるかもしれない。MURUKKUっていうやつ。来月、ディーパヴァリっていうお祭りがあるんだけど、私のカミさんがタミル映画の字幕をつけたんで、うちの近所でその上映会イベントをやることになったんですよ。それで、ディーパヴァリの時期なんで、それにちなんだものをだしたいということで、MURUKKUを練習しているわけです。
レシピのほうはたいしたことがない。いろいろ作り方はあるけれど、米粉とウラッド・ダルを中心とした生地をからつくることした。もっとも簡単な方法は、イディヤパンをつくるときのSeve Machineにセットして高温の油の上で、押し出して作る方法。でも、これはあえてやめた。安易すぎる。やはり手で作るべきだろう。ちなみにですね、本格的にやろうと思ったら、生米を洗ってから乾燥させて、フライパンなんかでローストしてから粉をひく。米だけではない、それに付随して豆なんかも同様のことするわけですよ。さすがにそれはパスした。ミキサーとかミルサーでは、満足な粉が挽けないから。
なので、今回は米粉とウラッドダルの粉をつかって生地は作った。
最初ナメてました。こんなのくるくるねじって、まるく作ればいいんでよみたいな。youtubeでも作ってるところ見て、簡単そうじゃないかと思って、こりゃすぐにできちゃうななんて完全になめてましたよ。
実際やってみると、全くできない。ねじると生地が切れちゃうのね。まいった。
カミさんも始めるときは、意気込んで熱心に取り組んでいたけれども、あまりにもできなくて逆にストレスたまって、寝こんでしまったぐらいだよ。
少なくとも、youtubeで見たような、普通の主婦が軽々と片手で作ってるやりかたは、今回の生地にはまったく適用できないことは早々と理解できたので、どうすればうまく出来るかだけ考えた。
それでなんとか形を作ることまで達成できた。
この形を作るのにえらい苦労しました。はたからみたら、なんでこんなのにこんな時間かかってるのってぐらい、理解してもらえそうもないものです。もうドーサなんて、今はどうでもいいですよ。私の中では、MURUKKUこそ今極めるべきモノですよ。
形ができてしまえばですね、あとは揚げるだけです。ここに到達するまでが大変。
こんな具合にですね、揚がるわけです。今回のものは、塩気がつよかったので、次回は気をつけないと。硬さについては、水分いくぶん大目の生地だったので、クリスピーではなかったけれども、私はこれはありだとおもう。クリスピーではないとイケないという人もいるだろうけどね。まぁ次回はギーを加えない生地で試してみます。もしかしたらそのときはクリスピーになるかもしれない。精進あるのみです。

それで、そのイベントのお知らせです。11/7(日)の午後から夕方の時間帯です。是非ともこの機会にご覧ください。とってもおすすめの映画です。


南インド・タミル映画オフ会のお知らせ

8 件のコメント:

  1. あ!ムルック!そしてシヴァカーシー!!
    ぼくはムルックはムルックメーカーを使ってカンタンに作った事はあったんですが、手で作るのが大変なんですね。
    確かに、米の粉の生地ってまとまりにくいですが、inaさんが苦戦したっていうんだから、相当のもんでしょう。

    ところで、シヴァカーシーの上映会、日本語字幕付で見れるなんて夢みたい!奥さまもやっぱり凄いです。
    日程を確認して、できたら参加したいです。

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  2. 今回の生地は、ギーを練りこんでいるんで、固めなんですよ。でもって、片手で捻るのができないから、細く伸ばしてから平たくして捻ってるんです。
    次回は、ギーを入れない生地でやってみます。たぶんこちらのほうがやりやすいと思うんだけど...
    Sivakasiは、オススメですよ。是非とも参加してください。

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  3. 押し出し機でやると(星形)ギザギザで食べにくいってのがありますね。
    これは見た目も上品だし、食感も良さそうですね。
    とても真似できないですねw

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  4. この形にするまで、かなり時間がかかりました。
    ギーを加えると、粘性アップでやりにくいこと...

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  5. こんばんは!
    やっぱり粉ものはハマると面白い&燃えますよね!!頑張ってください!
    記事を読んでいてもinaさんが熱くなっているのが伝わってきます。。
    あぁ,そういえばドーサも懐かしい感じになってしまいましたね。

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  6. ドーサ...うちにタニカの温度設定可能なヨーグルトメーカーあるので、発酵モノをやろうと思えばできるのですけど、今はちと別のことをやりたいので、忘却のかなたへ。
    このハンドメイドMURUKKUもそうですが、お菓子系は技術的に難易度高いのが多いですね。昔作ってうまく出来なかったもの伊、マイソールパクがありますが、あれはレシピを見ただけで作るのは至難の業だと思いましたよ。
    重要なポイントがあるんですが、それは文面に記載されていない、されていてもその意味がわからなかったりします。
    また、週末はMURUKKUです。

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  7. ムルックを作ってるタミルのお母さん達の動画をYouTubeで見ましたが、あれ見たら作りたくなりますねえ。
    動画では、ちょっと試しに作ったリポーターまで片手でひょいひょい作ってて、挑戦したくなっちゃいます。
    でも、簡単に見えても実は難しいってのがinaさんを熱くさせるんですね。
    ぜひ上映会に参加して食べてみたいです。

    シヴァカーシーはDVDも持っていて、好きな映画ですが、日本語字幕で見れるってのがポイント高いです!

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  8. おっ、たけださんSivakasi観にくるようですね。それはよかった。
    Hand twistのMurukku、Kai Murukkuって言うみたいですねぇ。私もyoutubeの動画で作成工程を確認していたんですが、実際やって見ると結構難しいです。まぁお母さんあたりは、ベテランだからわかるんだけど、10才になったかなってないかの子供でも、作ってるのみると、なんだか出来ないと悔しいですよ(笑)。

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