2010年5月28日金曜日

Venkaya Vepudu

アーンドラのおばちゃんの料理。テルグ語はよくわからないけど、Venkayaってのがナスで、Vepuduはタミルで言うところのPoriyalに相当する言葉だろうね。
作り方はいたってシンプル。マスタード、ウラッドダル、ヒング、カレーリーフ、ターメリック、カイエンペッパー、塩、そしてナス。これだけしか使わない。あと、香菜があるなら最後にちらすといいね。アーンドラ地方はナスを使った料理が結構有名みたい。その中でも今日みたいなやつは、もっともベーシックなもんなんだろう。南インド以外だと、ベンガル地方でもナスを使った料理を思い浮かべてしまう。ベグニとか、パンチフォロンを使ってマスタードオイルで炒めたサブジなんか、かなりうまい。パンチフォロンと油の旨味が効いてる。特に油だ。今日の料理はまぁ普段のおかずなんで、珍しくもないんだけど、調理に使った油について書きたかったんだよ。
普段、南インド料理を作るときに、太白胡麻油をよく使ってるんだけど、この油はいわゆる香りの強い胡麻油ではなくて、香りはどちらかというと弱い。とても繊細な感じがする油で、どことなく旨味がある油。和食なんかでもサラダみたいに少しかけてやると、こいつがなかなかいい。
南インドは、胡麻油をよく使う。ただし、香りの強い焙煎してから搾油した、茶褐色のやつではなくて、どちらかというと、この太白胡麻油みたいなやつ。だけども、最近まで焙煎してない胡麻油は見かけなくて、太白胡麻油がでてくるまでは、普通にひまわり油とか使っていた。結構いい値段するんだけど、なかなかいいので、おすすめしたい。
まぁこれからも太白胡麻油で決まりかなと思っていたんだけど、もっといいものを見つけてしまった。昼間にいきつけのスパイス屋さんにいって物色していたら、南インドの胡麻油が売ってた。なじみの店員に聞いたら、こんどディーラーになったんでよろしくとのこと。2Lと5Lがあったので、2Lのほうを買った。本当は1Lとか小さいやつがあればよかったんだけどね...
コレです。コレ。JOTHIKAの写真が写ってるのもちと驚いた。どうやらこの商品のCMキャラクターみたい。お店にもポスターとか貼ってあったし(欲しかったけど一枚しか無いのでもらえなかった)。
さっそく家にかえって、今日の料理を作るときにつかってみたけど、旨味がたっぷりだったね。香りのほうも胡麻って香りがあった。ただし、焙煎したような香りではなかった。太白胡麻油よりは香りはある。しかしまぁ旨味がある。こりゃこれからはこいつかなぁ。値段もエクストラバージンオリーブオイルと変わらないぐらいだし。

2 件のコメント:

  1. おお!ついに南インドのゴマ油まで上陸ですか。
    これ、ほしいなあー
    これってアーユルヴェーダの人達にも需要ありそうですね。

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  2. アーユルヴェーダ用で売ってるやつって、えらい高いですよね。
    この2Lのやつは、1800円です。5Lは4000円と言ってたかな。店頭に出ていたのは、2Lと5Lで、2Lは私が買ってしまったので、5Lだけ残ってました。
    あと2週間すると、DOTSのAppalamが買えるようになります。こちらも楽しみです。お店は西葛西のTMVS Foodsというところです。

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