2010年5月30日日曜日

Ennai Kathirikkai

もらいもののナスも残すところ2本。最後なんで、ちと気合の入った料理を作るかってことで、久しぶりにこんなの作った。タミル語で、Ennai=油、Kathirikkai=ナス。そのままだと油ナス。なんのことかわからないね。ナス料理が多いアーンドラ・プラディシュだとGutti Vankaiとか言うようだ。たいていインド料理の洋書をみると、どれかにかならずといっていいほど載っている有名な料理。ちなみにナスは、一口サイズの小さなやつを使っていることが多い。
おおざっぱにいえば、ナスのヘタを落とさず4つにスリットを入れて、その間に特製のマサラを詰めてローストする。ナスの間に詰まったマサラと、柔らかく甘みと旨味がでてくるナス。このとりあわせはかなり凄いよ。ベジ料理では、かなりのインパクトがあると思う。うまいこと間違い無し。
一応今回つくったもののレシピを載せるけど、レシピのマサラの量だと、ナス3本分は詰められそうだった。私は結構たっぷり詰めたからね。うむ、うまかったよ。というわけでナスの本数にあわせて中身のマサラの作成量を調整してね。そのマサラ部分は、各自いろいろ工夫してナイスなマサラを作ってみてもらいたい。

ナス          2本

マサラ部分
コリアンダー      小さじ1
チャナダル       小さじ2
ウラッドダル      小さじ2
ホールチリ       4本
タマリンド       親指大
ココナッツファイン   大さじ2
塩           小さじ1
ヒング         小さじ1/8
油           小さじ3

下ごしらえ
・ナスのヘタを落とさずに、4分割にスリット。
・大さじ2程の油でもって、ナスを揚げる。ほんの20秒程でいいです...もしくはこの行程を省略してもよい。
・油小さじ2で、マサラ部分のスパイス、ココナッツファイン、ヒング、塩を除いてダルの色がつくまでローストして皿等に移す。
・ココナッツを油1で茶色までロースト。
・ローストしたものをいったんさました後、ヒング、塩と一緒にグラインド(水は加えない)してセミソリッドのマサラを作る。
・出来上がったマサラに水を少し加えて練る。
・ナスにマサラを詰める。

作り方
1.フライパンに油を大さじ1程いれて、その上にマサラを詰めたナスを置いて、フタをして弱火にかける。
2.ときどきナスの位置をかえつつロースト。
3.全体的に火が通って、ナスがしんなりしたら火からおろす。

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